VERTEXとTreefrog TherapeuticsがVERTEXの1型糖尿病細胞療法の生産を最適化するためのライセンス契約と共同研究を発表

• Vertexは、1型糖尿病に関しTreeFrogのC-Stem（TM）製造技術の独占的ライセンスを取得
• TreeFrogとVertexは、完全に分化したインスリン産生膵島細胞生産のスケールアップで共同研究

ボストン、ボルドー（フランス）, 2024年4月23日 /PRNewswire/ -- Vertex Pharmaceuticals Incorporated（Nasdaq：VRTX）とTreeFrog Therapeuticsは23日、VertexがTreeFrog独自の細胞製造技術C-Stem（TM）の独占的ライセンスを取得し、Vertexの1型糖尿病（T1D）細胞療法の生産を最適化すると発表しました。TreeFrogとVertexは、Vertexの1型糖尿病治療用細胞を生産・増殖するTreeFrogのプロセスのスケールアップに向け、共同研究していきます。

TreeFrog独自の技術プラットフォームC-Stem（TM）は、自然の微小環境を模倣するよう設計されており、細胞が3Dで急激に増殖できるようになります。本技術は、VertexのT1D細胞療法のポートフォリオ向けの完全に分化した細胞の大量生産能力を強化します。

Vertexの上級副社長兼最高技術運用責任者でバイオ医薬品科学・製造業務責任者でもあるMorrey Atkinson博士は「当社はT1D治療の変革を目指しており、当社の幹細胞由来の完全に分化した膵島細胞VX-880 Ph1/2プログラムはその可能性を実証しています」「TreeFrogのC-Stem（TM）の可能性を追求して幹細胞生産をスケールアップし、T1Dと共に生きる多くの人々に届けられることに興奮しています」と語っています。

TreeFrog Therapeutics最高経営責任者（CEO）のFrederic Desdouits博士は「T1Dの細胞療法の明確なリーダーであるVertex Pharmaceuticalsと提携できることをうれしく思います。これは、満たされていない大きなニーズを満たす可能性のあるファーストインクラスの細胞療法のために、当社のC-Stem（TM）技術を応用し、さらに発展させる素晴らしいチャンスです」「今回のVertexとの共同研究は、当社独自の治療プログラムおよびVertexのようなベストインクラスのパートナーとの提携の両方を通じて、ベストインクラスの細胞療法を数多くの人々に届ける役に立つという当社の事業戦略を前進させるものです。TreeFrogが細胞療法製造と生物学で積み重ねてきた経験と、Vertexが誇るT1Dと細胞療法の専門知識を組み合わせ、こうした革新的な治療法を患者さんにお届けできるのが楽しみです」と語っています。

▽本取引について

本契約に基づき、TreeFrogは2500万ドルの契約一時金、Vertexからの株式投資、および完全に分化した膵島細胞のスケールアッププロセスの開発に関連して支払われる最大2億1500万ドルのマイルストーンを受領します。TreeFrogには、将来の最大2つの製品について、臨床、規制、商品化のマイルストーンとしてさらに5億4000万ドル、および1桁のロイヤルティーを段階的に受領する権利もあります。Vertexは、本共同研究に関連する研究開発費用を全て負担します。Vertexは、同社の細胞療法の開発および商品化の全責任を負います。

▽Vertexについて

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▽TreeFrog Therapeuticsについて

TreeFrog Therapeuticsはフランスに本社を置くバイオテクノロジー企業で、数多くの患者さんが細胞療法を利用できるようにすることを目指しています。www.treefrog.fr

将来の見通しに関する記述についての特記事項

本プレスリリースには、1995年米私募証券訴訟改革法で定義、修正されている将来の見通しに関する記述が含まれており、それには、本プレスリリース内でのMorrey Atkinson博士やFrederic Desdouits博士の発言、VertexとTreeFrogの共同研究の条件や期待に関する記述、本技術によりVertexの完全に分化した細胞を大量に生産する能力が強化されるとの期待を含む、VertexのT1D治療用の細胞を生産・増殖するTreeFrogのプロセスのスケールアップに向けた共同研究を通じて達成される可能性のある利益や結果に関する記述、共同研究に合意した当事者の将来の活動に関する記述、契約一時金やマイルストーン支払い、想定されているVertexのTreeFrogに対する株式投資や将来の製品に発生する可能性のあるロイヤルティーに関する記述が含まれますが、これらに限定されるものではありません。Vertexは、本プレスリリースに含まれる将来見通しに関する記述は正確であると考えていますが、これらの将来見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付時点における同社の見解に過ぎず、実際の事象や結果がかかる将来見通しに関する記述で明示的または黙示的に示されたものと大きく異なる原因となり得る、数多くのリスクや不確実性が存在します。こうしたリスクや不確実性には、特に、VertexとTreeFrogとの提携により期待される利益および可能性が期待通りのスケジュールで達成されない、または全く達成されない可能性があること、安全性、有効性、またはその他の理由により共同研究の対象となる治療法のさらなる開発をデータが支持しない可能性があること、およびVertexが米証券取引委員会（SEC）に提出し、Vertexのウェブサイト（www.vrtx.com ）およびSECのウェブサイト（www.sec.gov ）で入手可能な年次報告書の「リスク要因」の見出しで記載されているその他のリスクが含まれます。これらの記述を過度に信頼すべきではありません。Vertexは、新しい情報が入手可能になった場合、本プレスリリースに含まれる情報を更新する義務を一切負いません。

（VRTX-GEN）

TreeFrog Therapeutics

Rachel Mooney
Chief Communications Officer
Rachel.mooney@treefrog.fr

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