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  • アンチエイジングにおけるビーガン・フレンドリーなCrassocephalum rabens抽出物(RabenWhite®)

  • 2024/10/18 10:00 公開  Greenyn Biotechnology Co., Ltd.
  • 台北および台中、2024年10月18日 /PRNewswire/ -- 皮膚は、人体最大の(体重の最大15%を占める)器官であり、特に高齢化社会において、人間の総合的な健康状態を表すものです。世界のアンチエイジング市場の規模は、2022年に約640億米ドルに達しており、2030年までに1,218億米ドルに成長すると予測されています1。年齢肌を若返らせる製品として知られているものは、大半がコラーゲン由来の処方です。コラーゲンは動物(魚の皮など)から得られることが多く、植物由来のものは市場にほとんど流通していません。そのため、ビーガンにとって、スキンケア製品の選択肢は限られていました。植物由来のコラーゲンの市場は、2032年までに123億米ドルに成長すると予想されます2。「内側からの美しさ」に関する市場の台頭を考えると、効果的な植物成分は、もう1つのアンチエイジング・ソリューションとなる可能性があります。臨床的に裏付けられた植物由来原料の投与量は、1日あたり2,500~5,000 mgです3,4。これらの成分を使用して低用量の製品を開発することは困難です。

    新しい製品であるCrassocephalum rabens抽出物は、RabenWhite®という商標名で登録されているもので、活性化合物1,2-ジ-O-リノレノイル-3-O-β-ガラクトシル-sn-グリセロール(dLGG)で標準化されています。Crassocephalum rabensは、Crassocephalum crepidioides(ベニバナボロギク)とも呼ばれ、台湾、ベトナム、中国、インド、一部のアフリカ諸国で民間療法として用いられている食用ハーブおよび薬草です5。薬理学的研究により、このC. rabensには抗炎症作用と抗がん作用があることが証明されており、Greenyn Biotechnology(綠茵生技)は、皮膚の老化を遅らせる作用の商用化を実証した最初の企業です。指標化合物dLGGは、細胞やげっ歯動物に対して抗酸化作用と抗炎症作用を示すフィトガラクトリピドです。無作為化、二重盲検、プラセボ対照の臨床試験では、RabenWhite® 200 mg(1日量)を摂取すると、プラセボ群の結果と比較して、被験者の肌のしわ、明るさ、コラーゲン含有量、紫外線によるシミが4週間で大幅に改善されることが示されました6。特に、RabenWhite®は、ベースラインの結果と比較すると、4週間で平均的な皮膚のしわを29.9%減少させ、コラーゲン含有量を9.8%増加させました(図1 ~ 3)。また、試験後、皮膚の輝度を2.1%増加させることができました(図4)。  


    高品質のRabenWhite®を生産するために、Greenyn Biotechnologyは地元の農家と協力してC. rabensの自然栽培条件を最適化し、独自の超臨界流体抽出法を用いて、RabenWhite®のdLGG含有量を野生のC. rabensの10倍にまで増加させました。社会と環境に対する責任という点において、地元の農家と協力し、環境に優しい超臨界流体抽出法を使用することは、ESGの精神と正の相関関係にあると言えます。また、同製品はISO22000、FSSC 22000、HACCP、GMP、ハラールのガイドラインを遵守する工場で製造されています。一言で言えば、きわめて安全なビーガン・フレンドリーの植物抽出物は、肌の老化を遅らせる新しいアンチエイジングの選択肢を提供できます。 

    参考資料:

    1.  https://www.precedenceresearch.com/anti-aging-market

    2.  https://www.futuremarketinsights.com/reports/plant-based-collagen-market

    3.  https://revivecollagen.com/products/revive-collagen-vegan-the-worlds-first-clinically-proven-vegan-collagen

    4.  Lin et al., J. Funct. Foods, Vol. 112, pp. 105955, 2024.

    5.  Can et al., Oxid. Med. Foods, Vol. 2020, pp. 2483187, 2020.

    6.  Kuan et al., Nutrients, Vol. 14, pp. 2655. 2022.

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