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  • ファミマがFAMIMA CAFÉ『モカブレンド』を2年ぶりにリニューアル!コーヒー生産国エチオピアへの支援も

  • 2024/10/11 16:00 公開  舌肥
  • ファミリーマートがFAMIMA CAFÉの「モカブレンド」を2年ぶりにリニューアル発売すると発表。高温短時間焙煎で、モカの特徴である華やかな香りをより一層香り高く仕上げたスペシャリティコーヒーで、10月22日(火)から発売する。また、ファミリーマートでは、そんな美味しいコーヒーを安定的に提供するために、コーヒー生産国であるエチオピアに支援も行っているという。

    目指すは「世界一美味しいコンビニコーヒー」

    ファミリーマート商品本部長補佐 木下 紀之さん

    ファミリーマートは本格的なカフェクオリティーを届ける一番身近なブランドとして、世界No.1のバリスタである粕谷哲氏監修のもと、豆の選定、焙煎、抽出方法の細部に至るまでこだわって商品開発している。木下さんによると「お客様に美味しいコーヒーをお届けしたいという思いで続けることによって、10周年を迎えた、昨年2023年にはファミマカフェ史上最高の売り上げを記録することができた」とコメント。

    「モカブレンド」シリーズは、モカの中でも品質が徹底管理され、世界で数パーセントしか取れない、非常に貴重なエチオピア・イルガチェフ産の最高等級豆を使用したスペシャリティコーヒーとして2019年から発売している。2020年10月には、華やかな香りと心地よい酸味の「高級モカブレンド」に刷新。2022年11月には‟香る焙煎”を採用した新たな「モカブレンド」を発売した。2023年6月に「アイスモカブレンド」も発売し、同年11月にはモカブレンドシリーズで6,200万杯を突破した人気商品だ。

    より華やかに、より香り高いコーヒーへ

    今回2年ぶりのリニューアルとなった「モカブレンド」は、コーヒーの香りと甘さ、酸味のバランスのより良さを感じられる1杯として刷新。エチオピア・イルガチェフ産の豆を60パーセント使用することは同じだが、2022年に採用した‟香る焙煎”から、さらに高温、短時間で焙煎をすることによって、今まで以上に豊かな香りが感じられるいっぱいになっているという。
    木下さんは「より高温、短時間焙煎することによって、コーヒー豆の内部の細胞を一気に崩壊させることで、コーヒーの成分の抽出効率を上げて、濃度感と香り成分を従来以上に引き上げすることに成功しました。現状販売しているモカブレンドよりも約16パーセント香りが豊かになっているところを、お客様にお楽しみいただきたい」と自信をのぞかせた。

    エチオピア大使館 ダバ・デベレ・フンデ大使と試飲

    今回リニューアルした「モカブレンド」を、会に参加したダバ・デベレ・フンデ大使と木下さんが試飲。大使は「フルーティーでフローラルな香りが素晴らしく広がる。エチオピアのコーヒー豆の美味しさがよく表現されている」と嬉しそう。木下さんは「最初の香りですね。これはもう間違いない。華やかな酸味を感じながら、今まで以上に後味のほのかな甘みとすっきりさみたいなとこが実現できているという風に感じる」と力説した。

    安定供給のため生産国エチオピアを支援

    ファミリーマートでは、美味しいコーヒーを安定的に提供するために、「モカブレンド」に使用しているイルガチェフェ産モカ豆の生産国であるエチオピアを支援する活動も行っている。今春には、コーヒー1杯につき1円を寄付するプログラムを立ち上げ、これまでに約500万円相当分の寄付を行っている。
    木下さんによると、「昨年、社員がエチオピアを2回訪問。生産地や加工する方たちを訪問する機会だったが、その際、エチオピアでは教育環境が整っていないという課題を伺った。何か生産国の支援になることを」というのがきっかけだったという。
    また、エチオピアの学校にはトイレが少なく、わざわざ自宅まで帰る子も多いのだとか。そのため学校に行きたくないという生徒もいるということで、今後、トイレの増設と教科書を寄贈する準備もしているという。

    エチオピア大使館 ダバ・デベレ・フンデ大使

    ファミリーマートの支援について、ダバ・デベレ・フンデ大使は、「大変喜ばしいこと。未来を担う子どもたちの教育を支援することは、将来おいしいコーヒーを提供するために必要不可欠。ファミリーマートがエチオピアのコーヒー生産地域の学校に貢献してくださることに感謝したい」と述べた。

    環境に配慮した『コーヒー豆かす脱臭ポット』を設置

    ファミリーマートでは、“地球環境に良いこと、役に立つことを少しずつでも出来ることから実行していこう。”をテーマに、環境に配慮した素材を使用した商品の開発などに取り組む「ブルーグリーンプロジェクト」を行っている。その一環として、来月の11月中旬から、全国のファミリーマート約15,900店の店内に、コーヒー豆かすを再利用した脱臭ポットを設置。各店舗から出るコーヒー抽出後の豆かす、年間計約4,180トンを再利用する。

    リニューアルした「モカブレンド」と従来のものを飲み比べさせてもらったが、カップのふたを開けた瞬間に明らかな違いを感じた。香りの華やかさが格段に違う。口に含むと、軽やかな甘みと酸味が絶妙で飲みやすい。普段ラテばかり飲んでいる筆者だが、これはブラックで楽しみたくなる味だ。
    ファミリーマートが行っている生産国への支援は、こうした美味しいコーヒーをいつまでも楽しむために必要なもの。未来を見据えた支援と、環境への取組に頭が下がる思いだ。

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