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  • マイアミ投資家サミットが開幕、世界の指導者らが人類最大の課題について議論

  • 2024/02/26 23:59 公開  Future Investment Initiative Institute
  • マイアミ, 2024年2月26日 /PRNewswire/ -- 金融、政府、実業、技術、革新の主要人物が23、24両日、マイアミのFaena Forum(ファエナフォーラム)で開催される大規模な世界投資家サミット「FII PRIORITY Miami summit(FII PRIORITYマイアミサミット)」に集まり、さまざまな経済・公共政策の差し迫った問題について議論します。

    MIAMI INVESTOR SUMMIT KICKS OFF TODAY WITH GLOBAL LEADERS DISCUSSING HUMANITY'S BIGGEST CHALLENGES
    MIAMI INVESTOR SUMMIT KICKS OFF TODAY WITH GLOBAL LEADERS DISCUSSING HUMANITY'S BIGGEST CHALLENGES

    サミットには世界中の投資家が大手国際企業の最高経営責任者(CEO)や政策専門家とともに集まり、人工知能(AI)規制などの問題に対する実行可能で影響力のある解決策を模索します。今年のテーマ「On the Edge of a New Frontier(新たなフロンティアの先端に)」は、技術が社会と経済を変革するにつれて、世界が経験している重大な変化を反映しています。

    FII Institute(未来投資戦略研究所)のRichard Attias CEOは、「今日の会話は、世界がAI、政治的不確実性、世界経済の形態の変化について何をするべきかに取り組んでいる切迫感を反映していました。私たちはこれらの会話をマイアミ、すなわち新しいアメリカに持ち込み、必要な洞察と知識を十分に備え、集団的な作業と思考の力を活用して、豊かな未来に向けた確固たる道筋を立てることができます」と語りました。

    Future Investment Initiative (FII) Institute会長でもあるPublic Investment Fund(公共投資基金)のYasir Al-Rumayyan総裁は開会のあいさつで、「AIは大々的にやって来ます!この技術を監視、制御し、役立てるための規制が整備されれば、すぐに非常に有益になるでしょう。AIは世界のGDPを14%増加させる可能性があります」と述べて、AIの役割と未来の経済に対するその重要な貢献を強調しました。

    デル・テクノロジーズ(Dell Technologies)のMichael Dell会長兼CEOは、AI規制の問題と、CEOが極度の不安定な時期を通じて革新を起こし、将来の趨勢に方向転換できる方法について言及し、「規制は技術変化の急速なペースに合わせるのが難しく、1年以内に時代遅れになるかもしれません。私たちは、新興技術が人類と私たちの価値観と信念の体系を確実に反映するようにしなければなりません」と述べました。

    「Board of Changemakers」と題されたサミット待望の世界のCEOによる円卓会議は、趨勢と経済見通しについて議論しました。今年の円卓会議には、Corcoran GroupのPamela Liebman社長兼CEO; Bombardier IncのPierre Beaudion取締役会長;フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)のJenny Johnson社長兼CEO;Claure GroupのMarcello Claure創業者兼CEO;ブラックストーン・グループのStephen A. Schwarzman共同創業者兼会長兼CEOが参加しました。このセッションでは、デジタル化、特にブロックチェーンとAIが将来の投資に与える影響が強調され、規制と倫理的な使用が主張されました。ボードの参加者らは、効率向上のAIの大きな役割と、AIを気候変動問題の解決にいかに活用できるかについても強調しました。

    第70代米国国務長官のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)Impact Investments会長は紛争の経済的影響について、「経済の分野では、地政学的に起こっていることの間のつながりが、投資や資本の流れに関する考え方とこれまで以上に密接に結びついています。地政学リスクを資本配分から切り離すことは不可能です」と述べました。

    実力者会議は選ばれた上級参加者を対象に開催され、完全な透明性で各分野に関連する懸念を掘り下げました。例えば、AIに関する会議には、技術の開発、AIの管理、技術投資、規制に携わる多くの主要人物が招集され、AI規制に関する数多くの世界的な取り組みが紹介されました。

    元米国財務長官でハーバード大学のチャールズ・W・エリオット大学教授兼名誉学長でOpenAI理事会メンバーであるローレンス・H・サマーズ(Lawrence H. Summers)博士の特別講演は、経済のソフトランディングまたはハードランディングの見通しを含む経済的・政治的背景を強調し、米国大統領選挙の結果予想にも触れました。サマーズ博士には、Schmidt FuturesのEric Schmidt共同創設者も加わり、AIによってあらゆる人の生産性が倍増しそうで、AI規制の重要性を強調して「コンピューターが意思決定を始めると何が起こるかという問題があります」と指摘しました。

    FII Instituteの創設パートナーはサウジアラビアPublic Investment Fundであり、Vision Partner、サウジアラビア投資省、および26の国際的な戦略的パートナーと並んで、研究所の進行中の活動に積極的に関与しています。FII Instituteはサミットで、新たな戦略的パートナーにACWA Powerとフランクリン・テンプルトンを迎え入れました。戦略的パートナーであるフランクリン・テンプルトン、GFH、HSBC、NEOM、ROSHN、Sanabil、ソフトバンク、ステート・ストリート(State Street)の講演者らは、サミットのテーマに関連する国際プロジェクトの最新情報を紹介しました。 

    【編集者注意】

    ▽メディア問い合わせ先

    Phone: +966 53 978 2030

    Email: Media@fii-institute.org

    Future Investment Initiative Institute(未来投資戦略(FII)研究所)は、投資部門を有し、1つのアジェンダ「Impact on Humanity(人類に及ぼす影響)」を掲げるデータ主導の国際的な非営利財団です。国際的、包摂的で、世界中の優秀な知性を育成し、アイデアを人工知能(AI)とロボット工学、教育、医療、持続可能性の4つの重要な分野で、現実世界のソリューションへと転換しています。

    FII PRIORITY Miami summitは、2023年秋に香港とリヤドで開催された対話を継続します。これは、年間を通じて開催される継続的な世界サミットプログラムの一部であり、6月にリオデジャネイロで、今年後半にはアジアでサミットを予定しています。

     

    Photo - https://mma.prnasia.com/media2/2346202/FIII_MIAMI_INVESTOR_SUMMIT.jpg
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