マイアミ, 2024年5月16日 /PRNewswire/ -- 再生可能エネルギーのリーダーであるエンフィニティ・グローバル(Enfinity Global Inc.)は16日、インドでの1.2GWの太陽光・風力プロジェクトの開発、建設のため1億3500万ドルの資金調達契約に調印したと発表しました。この資金はカナダ年金制度投資委員会(CPP Investments)がCPPIB Credit Investments Inc.の子会社を通じて提供します。
Enfinity Global operational solar power plant in India このポートフォリオのプロジェクトは5州 (マハラシュトラ、デリー、カルナタカ、ラジャスタン、ウッタルプラデシュ)にまたがっており、開発の進んだ段階にあり、2025年から2026年の間に稼働開始の予定です。相互接続されると、年間2.4GWhのクリーン電力を発電する計画です。これはインドの 200万世帯以上に電力を供給し、260万トンの二酸化炭素(CO2)排出を相殺するのに十分な量です。
エンフィニティ・グローバルのCarlos Domenech最高経営責任者(CEO)は、「再生可能エネルギーは競争力の重要な推進力としてインドの経済成長計画の中核となっています。エンフィニティ・グローバルはインドの未来を動かすクリーンエネルギーをもたらすために、最も尊敬される世界的投資家の1つであるCPP Investmentsと提携できることを喜んでいます」と述べました。
CPP InvestmentsのGeoffrey Souterマネジングディレクター(不動産信用部門責任者)は「太陽光発電と風力発電は2つの極めて重要な再生可能エネルギー源であり、インドはそのような機会に向けた強力なパイプラインを提供しています。当社は、CPP Fundに対する有望な長期収益源になるとみているこれらのプロジェクトに長期的かつ柔軟な資金を提供し、エンフィニティ・グローバルと提携することをうれしく思います」と述べました。
この資金調達は、エンフィニティのインドに対する長期的な取り組みと、国家の脱炭素化目標を支援するために外資を誘致し、現地のノウハウを増進する能力を改めて証明するものです。同社はインドで240MWの太陽光発電所のポートフォリオを所有、運営しており、1.5GW以上を開発中です。エンフィニティは今後3年間にわたり、電力購入契約 (PPA) などを通じて、年間5GWhを超えるクリーン電力を供給する再生可能発電所を開発、稼働させる予定です。エンフィニティはまた、エネルギー貯蔵、ハイブリッド再生可能エネルギー生産、グリーンアンモニア、水処理、その他の新興循環経済技術を通じて、インドや世界市場に他のネットゼロ・ソリューションをもたらす事業も多角化する方針です。
▽エンフィニティ・グローバルについて
エンフィニティ・グローバル(Enfinity Global Inc.)はその子会社とともに、2019年に創業した米国を本拠とする再生可能エネルギー・持続可能性サービスの大手企業です。同社は運用資産、建設中、開発のさまざまな段階の資産を含む22.4GWの再生可能エネルギー・貯蔵プロジェクトのポートフォリオを所有しています。米国、欧州、日本、インドに事務所がある同社は、持続可能なネットゼロ炭素経済に大きく寄与することを目指しています。エンフィニティの首脳陣は再生可能エネルギー分野で最も経験豊富な世界的チームの1つであり、15GWを超える太陽光と風力資産の開発、取得により、再生可能エネルギー分野で370億ドルを超える資金調達の経験を有します。
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