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  • SAS、パッケージ化したAIモデルで最新版産業用ソリューションを発表

  • 2024/04/18 04:24 公開  SAS Institute Inc.
  • 軽量のカスタマイズされたAIモデルで、低オーバーヘッドでの迅速な導入を実現

    ラスベガス, 2024年4月18日 /PRNewswire/ -- アナリティクスとAIのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、同社の年次イベント「SAS Innovate」において、企業がビジネス課題に正面から取り組むことのできる画期的なアプローチを発表しました。SASは個別ライセンス向けに業種別の軽量AIモデルを展開し、すぐに実装可能なAI技術を提供することで、組織が活用事例においてかつてない効率で業務を行えるようにします。

    SASは、数十年に渡って蓄積した専門知識を活かし、金融やヘルスケア、製造業における世界的企業のほか、行政機関向けにもスケーラブルで信頼性の高いAIモデルを展開可能な独自の立場を築いています。
    SASは、数十年に渡って蓄積した専門知識を活かし、金融やヘルスケア、製造業における世界的企業のほか、行政機関向けにもスケーラブルで信頼性の高いAIモデルを展開可能な独自の立場を築いています。

    SASはAIソフトウェアのプロバイダーとして数十年に渡って蓄積した専門知識を活かし、金融やヘルスケア、製造業における世界的企業のほか、行政機関向けにもスケーラブルで信頼性の高いAIモデルを展開可能な独自の立場を築いています。

    IDCのFuture of Intelligence担当リサーチディレクター Chandana Gopal氏は、次のように述べています。「SASはより幅広いユーザーのニーズに対応し、革新的な新製品やサービスで市場シェアを獲得するために、ポートフォリオを拡充しています。顧客と共にさまざまな業界が抱える問題の解消に取り組んできた豊富な経験から、SASにとって資産や人材、知的財産(IP)を基に構築したモデルの製品化はまさに機が熟したと言えます」

    現在の市場において利用されているモデルは、主として生成AI向けの大規模言語モデル(LLM)に注目が集まっています。実際には、業務へのAIの導入やビジネスの意思決定におけるAIモデルへのニーズの中で、LLMはごくわずかな部分を占めているにすぎません。 SASの新製品はLLMに留まることなく、不正検知、サプライチェーンの最適化、エンティティ管理、テキストによる会話、医療費支払いの整合性など、幅広いユースケース向けに、業界で実証済みのAIモデルを業種別に提供します。

    導入に手間も時間もかかる可能性のある従来のAIとは異なり、SASの業界別モデルは素早く統合して、信頼できるAIテクノロジーを運用できるよう設計されているため、短期間で明確なメリットをもたらし、信頼性の高い結果の実現を加速することができます。

    市場基盤の拡大

    組織はより迅速に競争に打ち勝つことを迫られており、AIを活用して優位性を得たいと考えています。同時に、AIスキル不足のために、データサイエンスチームの人材確保はますます困難になってきています。その結果、企業はAIを利用した問題解決に機敏性を必要としており、迅速にビジネス成果を高めていけるよう、柔軟なAIソリューションを求めています。使いやすく、しかもエンタープライズ向けに特化した強力なモデルによって、組織はこれまで半世紀に渡ってさまざまな業界をけん引してきたSASの恩恵を享受することができます。

    業界別モデルをパッケージ化した製品としての提供は、AIを活用した業界別ソリューションに10億ドルを投資するというSASのコミットメントによる成果の1つです。2023年5月の発表で概要が示されたように、AIへの投資は、銀行、行政、医療など、さまざまな業界の課題に対処するためのパッケージソリューションの提供というSASの数十年にわたる取り組みに基づいています。

    SASのAIおよびアナリティクス担当バイスプレジデント、Udo Sglavoは、次のように述べています。「SAS Modelは当社の既存ソリューションやSAS Viyaプラットフォームを完全に補完し、さまざまなユーザーからの多様なビジネスニーズに応えて、当社のエコシステム全体にイノベーションを確実にいきわたらせることができます。このアプローチを業界向けに最適化し、業界の特定ニーズを把握することによって、SASのフレームワークはそれぞれ特有の環境でビジネスを成功に導くことができます」

    AIの一般への普及

    SASはすぐに使える軽量AIモデルを提供することでAIを民主化し、スキルセットに関わりなく誰でもAIを利用できるようにしようとしています。その第1弾が、ウェアハウスのスペースを最適化するAIアシスタントです。 このアシスタントは、大規模言語モデルのようなテクノロジーを活用することで、技術職以外のユーザーにも対応し、やり取りを最適化されたワークフローにシームレスに変換したり、より迅速なプラン決定を支援したりします。

    Sglavoは、次のように述べています。「SAS Modelは、業界の課題に応じて、柔軟でタイムリーかつアクセス可能なAIを組織に提供します。AIの導入に取り組み始めたばかりでも、AIの全社的な普及を加速したい場合でも、SASは他に類のない奥深さと幅広さで、お客様のビジネス特有のニーズに応えます」

    SAS Modelsの第1弾は今年後半に一般提供を開始する予定です。SAS Applied AI およびモデリングの詳細についてはhttps://blogs.sas.com/content/tag/applied-ai-modeling/を参照ください。

    この発表は、ビジネスリーダー、技術者、SASパートナー向けのデータおよびAIのSAS年次イベントであるSAS Innovateにおいて行われました。SASからの最新ニュースを継続的に受け取るには、X/Twitterで@SASsoftwareNewsをフォローしてください。

    *本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

    SASについて
    SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

    *SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

    本件に関するお問い合わせ先
    SAS Institute Japan株式会社
    広報担当:jpnpress@sas.com
    SAS PR事務局(PRAP Japan)  
    sas_pr@prap.co.jp 

    写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2387925/SAS_innovate.jpg

    ロゴ - https://mma.prnewswire.com/media/1250367/4650700/SAS_v1_Logo.jpg

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