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  • 極上甘々の島バナナスムージーも! 感動産業特区・沖縄県うるま市とMarunouchi Happ.のコラボカフェが10日間限定で開催

  • 2024/09/18 18:30 公開  舌肥
  • 「感動産業特区」をコンセプトに、多彩なプロモーション活動を展開する沖縄県うるま市では、9月14日から23日までの10日間限定で「まんまうるまカフェ」を開催。東京・丸の内仲通りにあるカフェ空間「Marunouchi Happ.」を会場に、同店とうるま市にある食の発信拠点「うるマルシェ」がコラボしたグルメの提供や特産品の販売、ワークショップなどを行っている。沖縄の観光地の中で“穴場”といわれることもある同市の魅力が体感できる本イベントを開催初日に体験してきた。

    うるま市の魅力を発信する10日間限定のコラボカフェ

    沖縄県中部の東海岸に位置する、うるま市。世界遺産「勝連城跡」のお膝元である本島側と8つの島々によって構成される市は、自然が織りなす美しい景観や本島と5つの島々とを結ぶ海中道路といった観光的魅力に加えて、県内随一の人気を誇る闘牛、エイサー発祥の地として知られる伝統芸能といった古式ゆかしい沖縄文化に出逢える地域である。

    「素晴らしい絶景もあれば、滋味深い食もあって、おおらかな人たちとふれあうだけでものすごく元気がもらえる。そうしたありのままのうるまの魅力を、そのまま東京に持ってきたいと思いました」

    そう語ってくれたのは本カフェの企画を主導したクリエイティブディレクターの細川直哉氏だ。10日間限定で開催されている今回のカフェには、地元の方々と細川氏らのアイデアが融合。内外の眼から見た、うるま市の魅力が伝わる空間になっている。

    たとえば、その表れのひとつが、店内に掲示されている「まんまうるまMAP」だ。この地図の中で紹介されているのは、うるま市の魅力にハマり、何度も現地を訪れている細川氏らが実際に足を運んだスポットの数々。うるまに行ったらマストで訪れたい観光名所もあれば、地元の人も唸る穴場的スポットもあり、うるま市の人も唸るようなガイドブックに出てこないスポットが多数紹介されている。ここでしか見られないというマップは、まさに必見だ。

    “丸の内”風なおしゃれうるまフードを提供

    5品のコラボフードも、うるまの名産品にMarunouchi Happ.らしさがプラスされた丸の内に似合う沖縄グルメばかり。

    文化庁認定の「100年フード」に選ばれるてびち(豚足)が主役の「スパイシーてびちカレー」(990円/14時から提供)は、とろとろに煮込んだてびちとMarunouchi Happ.特製のカレーが融合。コクのあるカレーの中にてびちのぶるっぶるな食感が加わり、二重のインパクトで濃厚な味わいに。

    同じくてびちを使った「沖縄てびちとジャガイモのマスタードマリネサンドイッチ」(550円)は、刻んだてびちと揚げたジャガイモをマスタードベースのソースで和えてサンドした未知の味わいを想像させる一品。。煮込みや唐揚げなど、どちらかというと濃い味付けの料理に使われることが多いてびちだが、こちらは素材の個性を活かしつつあっさりとした味付けに仕上げたカフェグルメになっている。

    国産もずくの99%が生産される沖縄県において、最大のもずく産地であるうるま市勝連地域。「勝連もずくの天ぷら」(550円/11時~14時の提供)には、その名産のもずくが使われている。天ぷらは現地でも定番の食べ方で、外はサクッと、中はもちもちの食感がたまらない。

    同じく勝連産もずくを使った「うるま市産もずくと蒸し鶏、アボカドのサラダ」(913円/平日限定、11時~14時の提供) は、栄養バランスのいいサラダの一角を大量のもずくが鎮座。カラフルな一皿の中を、まるで「もずくですが、何か?」と訴えかけてくるような、黒い塊のインパクトが大。

    「沖縄の黒糖きなこぜんざい」(990円/14時から提供)は、かき氷に金時豆をのせた沖縄ぜんざいが体験できるメニュー。沖縄感、旅感、盛り感が三ツ星のフォトジェニックなスイーツだ。

    一方、ドリンクでは、「うるま市産 島バナナスムージー」(700円)のほか、東京で味わえることの珍しい「島国ブルワリー」のクラフトビールを提供。前者は人気のバナナスムージーに、うるま市産の希少なアップルバナナを使っている。糖度の高さが魅力のバナナを使った一杯は至福の甘々。テイクアウトして丸の内散策のお供にするのもいいだろう。

    ちなみに各テーブルでは、インフルエンサーの山賀琴子氏とAYUMI氏による、うるま市のおすすめ観光コースが紹介されている。彼女らのリアル目線で感じた旅の魅力を参考に、次は本当のうるま旅行を検討してみては。

    うるま産食品のプチショップやワークショップも!

    店内には、うるマルシェで販売されている商品が買えるプチコーナーも。シーサーが笑顔で迎えてくれる一角には、現地の味が自宅で楽しめるうるま産食品を多数販売。アップルバナナやシークワーサーなどの現地直送のフルーツ類も売っているのもポイントだ。

    そのほか、期間中には、うるま市産の小麦「島麦かなさん」を使ったちんすこう作り体験(9月15日、16日、22日、23日。1日15名限定、参加料500円)や、美ら島沖縄大使で沖縄三線奏者の宮里英克氏による三線生演奏(9月16日、23日)なども開催。グルメで、体験で、音楽で、丸の内にうるまの魅力を届ける。

    なお、この日は、現地うるま市の職員の姿も。その中を代表して取材を受けた、うるま市経済産業部の平良恵亮氏は「現代的な沖縄を楽しめるスポットがある一方、沖縄の原風景のような景色も残っているのが、うるま市の魅力だと思います。ぜひ今回のカフェを通じて本市のことを知ってもらい、次のご旅行の候補地にうるま市を入れてもらえたら嬉しいです」と思いを語ってくれた。

    「まんまうるまカフェ」は、東京・丸の内の「Marunouchi Happ.」で9月23日まで開催。10日間限定の開催なので、うるまの風を感じに、ぜひ急いで丸の内へ!

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