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  • ハイセンスの海外年間売上高が122億米ドルを突破

  • 2024/10/23 15:49 公開  Hisense
  • ハイセンスグループ、創立55周年で新たな将来目標を発表

    中国青島、2024年10月23日 /PRNewswire/ -- グローバルな事業展開をしている家電および家庭用電化製品の大大手ブランドであるハイセンス(海信)は、2023年度の海外事業収益が122億米ドルを突破したことを発表しました。この異議深い売上高の達成は、同グループの55周年記念式典において発表されましたが、この式典では、意欲的な将来の目標も発表されました。

    Hisense has significantly expanded its global footprint and achieved breakthroughs in technological foundation
    Hisense has significantly expanded its global footprint and achieved breakthroughs in technological foundation

    ハイセンスは過去5年間で、グローバルな事業展開を大幅に拡大したほか、技術基盤の飛躍的な進歩を達成しました。サンデン株式会社の買収およびAI画質チップの開発は、成長の起爆剤となり、ハイセンスが新たな市場に参入し、その技術力を強化することを可能にしました。その結果、ハイセンスの海外売上高は2019年以降2倍以上に増加し、2023年にはハイセンスグループの売上高は287億米ドルを突破しました。

    記念イベントでは、ハイセンスグループの賈少謙(ジア・シャオキアン)会長が「初心を忘れず、未来を創造する」と題したスピーチを行いました。その中で、産業クラスターを活用した高品質な開発モデルとなること、環境に配慮し、かつ低炭素な事業運営への移行、中国中心の経営モデルから真のグローバル経営モデルへの転換によるグローバルな事業拡大、世界トップクラスの企業およびグローバルブランドの確立など、今後の目標を紹介しました。

    「当社は、技術と製品におけるコアな競争力を継続して強化し、異文化統合における強力な訴求力を活用し、ブランド・マトリックスの構築におけるグローバルな競争力を高めていきます」と、賈氏は強調しました。「ハイセンスは、独自ブランドの開発にこだわり続け、ハイエンド市場を断固として目指し、世界トップクラスの企業となるために努力していきます!」

    技術革新を重視するハイセンスは年間収益の約5%を研究開発に投資しており、そのうち30%をプレリサーチに充てています。ユーザーのニーズと顧客満足度を優先することで、ハイセンスは自社の製品と技術がユーザーに役立ち、価値を生み出すことを保証しています。

    ハイセンスは、海外市場での存在感を高めてきました。36の工業団地と生産拠点、30の研究開発センター、64の海外オフィスを擁しており、ヨーロッパ、南北アメリカ、ASEAN、中東、アフリカ、中国をカバーする「5+1」のネットワークを構築しています。成長を促進するために、ハイセンスは製造拠点を世界的に拡大しています。アフリカでは新たな生産施設の設立を進め、ASEANおよび中南米では現地生産と研究能力の拡大を図っています。こうした戦略的拡大により、ハイセンスは顧客へのサービスを向上させ、海外市場での競争力を強化することが可能になります。

    「創立100周年の企業」を築くというビジョンを掲げるハイセンスは、コーポレートガバナンスの継続的な改善に取り組んでいます。グローバルなベストプラクティスとのベンチマーク化、取締役会の多様性の促進、より強固な構造の導入により、同社はガバナンス水準の向上と、世界トップクラスの企業への変革を加速することを目指しています。

    ハイセンス(海信)について

    ハイセンスは、世界的に有名な家電およびコンシューマー・エレクトロニクス・ブランドであり、UEFA EURO 2024™のオフィシャル・パートナーです。オムディア(Omdia)によると、ハイセンスは2023年および2024年上半期において、テレビ出荷台数で世界第2位、100インチテレビでは第1位にランクインしました。同社は急速に拡大し、160カ国以上で事業を展開しており、マルチメディア製品、家電製品、インテリジェントIT情報を専門としています。

     

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