続いて見学したのは「Strange Deep Forest」。仮想の森を独自の香りで表現し、特製マスクをつけることでより感情が解放できる仕組みになっている。キュレーターの快歩氏は「マスクや特殊メイクは、普段と違う自分になれたりこの人って普段こんな動きができるんだというのが面白くて作っています。それに合う世界を作るとしたらなんだろうと、不思議な空間にしたら面白いのではないかと考えました。普通の森を作るんじゃなくて、ファンタジーな森を作れたらいい」とコメントした。
「Strange Deep Forest」の展示は10月27日(日)までとなっており、11月1日(金)〜12月25日(水)には「Strange Deep Sea」が展示される。
Japan Global Association株式会社の代表取締役・浜田剛知氏は「まず入ってもらったといった時に一旦ここで深呼吸したくなるような匂い、さらに少しモチベーション的に前向きになれるような効能のある香料を使っています。入り口の浅い方は、草や低木といったシンプルかつ少しネガティブな匂いに感じていただけるように。一方奥はうっそうとしげる森の匂いに、きのこや花、虫たちの非現実的な匂いになっています」と香りについて解説した。