• 話題
  • MC デジタル・リアルティ、関西圏において KIX キャンパス 4 棟目のデータセンターを開設

  • 2023/02/17 10:54 公開  Digital Realty
  • ~70MW 超のキャリアニュートラルなキャンパス型データセンターで、「PlatformDIGITAL®」を介したデータコミュニティへの接続を提供~

     東京, 2023 年 2 月 17 日 /PRNewswire/ --  - データセンター、コロケーション、相互接続サービスを日本国内にて展開する MC デジタル・リアルティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 手塚万峰、以下:MCDR)は、2023 年 2 月に 23,432 ㎡の広さを誇る大阪 KIX キャンパスにて、4 棟目となる KIX13 データセンター(以下、KIX13)を開設しました。データセンターの需要が引き続き見込まれる関西圏にて、最大 21MW のサーバー用電源が提供可能な信頼性の高いデジタルインフラソリューションを顧客に提供します。

    MC Digital Realty KIX13 in Osaka
    MC Digital Realty KIX13 in Osaka

    日本は、引き続き重要なデータ集積地として旺盛な需要が見込まれています。日本のデータセンター市 は引き続きハイパースケールクラウドがその成長を牽引、大阪においては、データセンター市場の約 48%を占めており、2026 年には 65%に成長すると予想されています。

    大阪は、金融・商業の中心地、国際交流の玄関口としての地位に加えて、幅広い産業分野の企業、高度な研究や技術開発を行う大学・専門機関などが集積している地域です。また、その地理的な利点から、国内外企業のセカンダリーデータセンターやディザスターリカバリー(DR)*1 データセンターの中核拠点として、デジタルインフラ整備への大きな投資も行われています。今回 KIX13 を開設したことで、

    MCDR の関西 KIX キャンパス全体の IT 電力容量は 70MW を超え、上記のような急増するデジタルインフラ需要に応えるキャパシティを提供して参ります。

    データ活用の重要性が増す社会において、相互接続における障壁を取り払い、組織が直面するデータグラビティ*2 の課題を軽減する必要性が高まっています。キャリアニュートラルな大阪 KIX キャンパスは、日本にとどまらずAPAC、さらには世界のデータコミュニティへの接続を強化する重要な柱となります。MCDR は相互接続プラットフォーム「ServiceFabric」を提供し、27 カ国 50 都市 300 以上のデータセンターからなるデジタル・リアルティグループと KIX キャンパスを含む日本拠点である MCDR、及びそのパートナーを含む複数の事業者のネットワークおよびクラウド接続を統合することでお客様のハイブリッドクラウドニーズに応えるエンドツーエンドのサービスを実現し、お客様のビジネス拡大を支援します。

    MC デジタル・リアルティ 代表取締役社長の手塚 万峰は今回のデータセンター開設について、次の通り述べております。

    「 KIX13  は当社が運用する他データセンターと同様、大手クラウド事業者やコンテンツ事業者向けに設計されており、柔軟な拡張性、高負荷サーバーにも対応する電力供給能力、そして国際規格に準拠した高いセキュリティ水準を持ち合わせております。また、同キャンパス内では、一般企業向けにもコロケーションサービスを提供しております。当社は"従来の"データセンタービジネスにとどまらず、お客様の新たなビジネス機会や付加価値を生み出す次世代の相互接続プラットフォームを構想してまいりました。KIX13 含む当社のデータセンターの利点を生かし、お客様の DX を支えるデータセンタープラットフォームを提供すべく、今後も当社 PlatformDIGITAL®の充実に努めてまいります。」

    デジタル・リアルティ マネージングディレクター アジア太平洋地域統括 セリーン・ナーは、KIX13の開設について次の通り述べております。

    「今回の KIX13 の開設は、当社が構想する世界最大級の相互接続プラットフォームを構築する上で重要な役割を果たすと考えています。日本のデータグラビティの加速度は、2024 年までに世界中でもっとも高くなると予想されています。当社は KIX13 の開設により、大阪拠点を拡大するだけでなく、デジタル・リアルティのデータセンター拠点を広げ、組織が直面するデータグラビティの課題を軽減できるよう支援いたします。これは、ビジネスとデータの出会いの場"Meeting Place"を提供するという当社のビジョンを実現する上でも大きな節目となります。」

    *1 ディザスターリカバリー(DR):災害復旧を意味し、企業の重要な拠点となる施設が被災した際に速やかに復旧を行うための仕組みや体制のこと。

    *2 データグラビティとは、大量のデータが特定の箇所に蓄積される程、更なるデータの集積が進み、データの抽出や活用が困難となる現象です。

    MC デジタル・リアルティについて
    MC デジタル・リアルティ株式会社は、三菱商事株式会社と Digital Realty Trust Inc.(米国上場リート)の折半合弁会社として 2017 年 9 月に設立されました。大手クラウド事業者等の顧客がデータ処理等を行う上で必要な高い堅牢性とセキュリティ、安定した電力・空調、並びにネットワークサービス等を 24 時間 365 日提供します。

    三菱商事の IT や不動産・インフラ知見、並びに、業界大手 Digital Realty のグローバルな顧客網と、大規模データセンターの開発・運用知見を活かし、本邦データセンター業界を牽引し、社会の発展に貢献します。

    ※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。

    Email: marketing@mc-digitalrealty.com

    Photo - https://mma.prnasia.com/media2/2004031/MC_Digital_Realty_KIX13_Osaka.jpg

    Logo - https://mma.prnasia.com/media2/1930428/Digital_Realty_Black_Logo.jpg

新着